中国の検索エンジンシェアは?

百度(バイドゥ)は、2017年4月時点で中国検索エンジンシェアで約76%を占めダントツの1位を獲得! また、検索エンジンだけでなくクラウドサービス·旅行·地図·音楽·ビデオプラットフォーム·翻訳·百度百科など多くのサービスも提供しています。

中国検索エンジンシェアでは、圧倒的に「百度」の一人勝ちが続いていますが、最近では神马·360搜索·搜狗等の好敵手が出現し、市場シェア率の争奪戦を始めています。

2017年4月時点での中国検索エンジンシェア

·PC版:1位/百度(59.86%)2位/360搜索(25.23%)
·モバイル版:1位/百度(83.1%)2位/神马(12.51%)
·PC&モバイル版:1位/百度(76.7%)2位/神马(8.74%)3位/360搜索(7.82%)のシェア順位です。

モバイル版とPC&モバイル版で百度に次ぐ、シェア第2位の神马(シェンマ)という検索エンジンは、この1年で急激にシェアを拡大してきた検索エンジンです。
神马の特徴は、モバイルのみに利用されている検索エンジンで、モバイルユーザーの検索満足度を上げるシステムとデザインでシェアを拡大しています。

360搜索は、PCでは百度に続く圧倒的なシェア率となり近年急成長してきた検索エンジンです。PCでのシェア率はかなり高いですがモバイルではあまり利用されていません。
360搜索は、もともとPCに導入するウィルス対策ソフトで、PCでのウィルスに感染しにくいというブランディングに始まりシェアを拡大しています。

また、2017年最新の中国検索エンジンモバイル市場では、Sogou(捜狗)がシェア17.6%以上を占め、百度に次ぐ検索エンジンの大手オペレーターとなりました。
搜狗は、パソコンの中国語入力ソフトで多くのネットユーザーに利用されています。

Sogou(捜狗)は、2017年11月9日に米国ニューヨーク証券取引所へ上場しました。 捜狗の上場により、百度との関係や中国検索エンジン市場に変化が予想されます。